★今日のベストショット★

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Tres Ponts


7時20分、起床。
テント内気温10度。
雨が降っている。
トイレに行ったら、昨日補充されたばかりのトイレットペーパーがドラム2個とも空になっていた。何故？

コーヒーを作りながら、Pomeraで日記書き。
バケットをかじる。
うるさいフランス人家族が、9時前に出発していって少し静かになったが、コテージの方が、賑やか。
自国を出ると、はしゃいで騒がしいフランス人・・・。

9時半頃、日が射してきたので、軽く洗濯。
11時頃、Tkす家が出かけて行った。
買い出しかな？
コテージで騒いでいた連中も出かけてしまい、キャンプ場が静かになった。


11時50分、出発。
晴れ、気温18度。
昨日、私が雨で登れなかったので、今日はTres Pontsで私の日。
ダンナ、4連勤。
駐車ポイントに車が5台。
チーム112（ボンバース）の車も停まってる。

12時15分、岩場到着。
ボンバースの人が一組と、ローカル一組が登っている。
他の車の人は、まだ寝てるのかな？
ダンナの発案で、今日はずっと避けてきた右の方の垂直の7aを触って見ることにした。
左の6bと終了点が同じなので、6bを登って7aにトップロープを掛ける作戦。
岩場に着いたら快晴になり、取り付きも私のルートも日向で、暑くて登れない。

12時50分、昨日会ったカナダ人とスペイン人のカップル登場。
相変わらず明るい彼女。
荷物を置いた後「まだ暑いね～」と言っている。
「どっかで見たバルセロナナンバーの車があるなって思ってたんだ。昨日のじゃん。」とダンナ。
冷たい風が吹き始めたので、13時過ぎアップ開始。

※本日のルート
１）Rat Penat Putejat 6b
ダンナが登った後、トップロープフラッシュ。
ダンナが登っているときは日向で暑かったが、私が登り始めて間もなく曇って、急に寒くなった。
ダンナに私の苦手系のムーブだよと言われて登ったが気持ちよく登れた。
トラバースなのでリードは怖そうだけど、傾斜がないルートはだいぶ対応できるようになった。

２）Arrampat a la Cova 7a
アップ終わってすぐ（14時頃）、先にダンナがトップロープで登る。
続けて登るつもりだったが、ダンナが終了点に着いたところで本降りの雨。
荷物を置いた前傾壁の下まで急いで避難した。
風が強くなって寒い。
カナダの彼女もColdと言ってジャケットを羽織っていた。
そして雷雨。雨は降り続く。
天気予報は、晴れ／曇り／にわか雨。
にわか雨か？


▲雷雨の後、寒くなった。


カナダ人の彼女とスペイン人の彼と、チーム112の二人と、植物保護の話で盛り上がった。
チーム112の人たちは、植物保護のことは知っていても、どの植物のことか知らなかったということで、ダンナが「これ」って教えると、それぞれ岩によじ登り、植物をなでて写真を撮っていた。

雨は止まず、スペイン人の彼が名称不明ルート（L1：7a＋、L2：8a）を登り始め、チーム112は諦めて雨の中、トップロープ回収を始めた。
スペイン人の彼は、8aの途中で止めて降りて来た。
その後、カナダ人の彼女が、L1：7a＋を見応えある登りでフラッシュするのを見ていた。
ダンナがGodJobと声を掛けると、このルート登ったか？と聞かれ、ダンナが登ったと言うと、素晴らしいルートだよねと言っていた。

チーム112の人はビショビショになりながら回収終わって「アディオス」と笑顔で帰って行った。
先ほど雨の中、私たちの右の方のルートを登っていたローカルも、いつの間にか回収して帰って行った。

2）Arrampat a la Cova 7a
16時頃、雨が小雨になったところで、トップロープ。
登り始めたらまた雨が強くなったらしいが、ルートは濡れないので気づかなかった。
取り付きは濡れるので、ビレーは大変。
出だしはスラブで、そこから垂直の細かいホールドになるとことが核心。
核心部厳しく、指痛いし、寒いし（半袖Tシャツで登ったのは失敗だった）で、核心部はゴボウして抜けた。
中間部からはホールド大きくなり快適。
最後がかぶっててパワームーブで第2核心だが、ここは覚えて迷わなければできそう？
降りた時は、雨止んでいた。
BCAA飲んでレスト。

2）Arrampat a la Cova 7a
16時40分頃、ダンナトップロープでもう一度ムーブ確認。
登り始めたら、また雨。
降りてくる時に、スタンスの位置を細かくマーキングしてくれた。

荷物の場所に戻ると、丁度カナダ人彼女のカップルが帰るところで、明るく手を振って帰って行った。
ダンナが疲れて今日は登れない、奥さんが登る日と話たら、私も疲れて登れないと言っていた彼女だが、7a＋をオンサイトした後、7b＋もオンサイトしていた。
夕べはTres Pontsの駐車場に泊まってた二人、今日はどこに泊まるのかな？
皆帰ってしまい、寂しい岩場。。。

2）Arrampat a-la Cova 7a
17時過ぎ、トップロープトライ。
下部垂壁の核心ムーブは8手。
ダンナが教えてくれたスタンスと、シークエンスでかなりできるようになったが、最後の一手がどうしてもできず。
疲れ果て諦めかけたところ、ダンナに言われ左手のカチの持ち方と、左足のスタンスの位置を少し変えたらできた！！！
そして後は簡単なはず・・・。
が、できない。
力尽きていたようで、降りてきた。


▲Arrampat a-la Cova 7aをトップロープで登る私。


「もう6時回ってるよ」とダンナ。
と言うことは、8手のムーブを永遠1時間やってたってこと・・・。
ビレーもお疲れ様でしたm(_ _)m

そして登り終わったところで、快晴。
登ってる時は、雨で湿気てたのに、今頃晴れた・・・。
急いで片づけて、18時半過ぎ、駐車場に戻ると、車のボンネットに干していたジョギングシューズを誰かが車の下に入れてくれていた。
親切だ。

キャンプ場に戻ると、また私たちのテントの景色を塞ぐ形で（他にスペースあるのに・・・）、でっかいキャンピングカーが泊まっている。
スペイン人はそういうとこ気にしないらしい。

Tkす家は丁度ご飯食べ終わって、片づけをしているところ。
急いでシャワーを浴びる。
意外にも、洗濯物が乾いていて助かった。
雨が滴っているかと思ったのに。

21時半、ご飯。
★夕食
1）ラーメン
2）目玉焼き
3）ビール
目玉焼きで、何故か玉子が爆発。
手っとり早くとダンナが作ってくれたラーメンだが、美味しくて満足した。


▲今日の晩御飯。


着替えて、21時45分、Tkす家と徒歩でOrganyaのBarへ出発。


▲晴れた。


最初、流行ってなさそうだが、せかっくだからTres PontsというBarに行こうと見に行ったが、営業していなかった。
ではと、お客さんがいっぱいいる流行っているBarへ。
まずはビールを頼む。
冷えてるビールはひさしぶりで、おいしい。
「夕食いっぱい食べて腹一杯だけど、頼むぞ～」と先陣切って、Tkすさんがタパスを頼んだ後、我が家も頼んだ。
UNO（一人分）でも結構たっぷり出てきて、4人でシェアして食べた。

カタツムリも食べたが、豆料理がすごく美味しかった。
Tkす家と楽しい会話が弾む。
Tkす家の親孝行の話、素晴らしい！
Yみちゃんが、こちらの人は人生の楽しみ方を知っている。岩も楽しそうに登っているのを見て良いなと思うと。
Yみちゃんも、楽しそうに登ってますよ～♪


▲Taす家と、Barで！


写真を撮っていたら、店員さんが一緒にと4人の写真を撮ってくれた。
明るいTkす家、生ハムの固まりがドンと置いてあり、ご主人が生ハムを切るのを興味深げに見ていたら、私たちをおもしろそうにニコニコ見ていたご主人が生ハムをサービスしてくれた。
生ハム苦手なTkすさんも食べられるくらい、おいしい。

早寝早起きのTkすさんがそろそろ限界になった22時過ぎ、会計をお願いすると、陽気な（酔っぱらってる？）女主人？が「Go Back Home？」と言った後、お酒をサービスしてくれて、私の持っている「地球の歩き方（タパスのガイドのページを開いてた）」を見て日本のガイドか？バルセロナのラブランス通りから裏に入ったところにタパスのおいしい市場があると、ハイテンションでしゃべるのがおもしろい。
ダンナが「サン・ジュセップ市場」の名前を思い出す前に、電話？が鳴って、行ってしまった。

30度のお酒、どんと瓶で置いて行ったので、小さなコップで2杯いただいてしまった。
甘くておいしかった。
Tkすさん以外は（Tkすさんはビール3口が限界で、コーラとコーヒー）、ビール3杯（私はビール2杯と赤ワイン1杯）、タパス3皿で、33ユーロちょっとでした。

ガイドに書いてあった、Barでは料理が美味しい時はナプキンを床に投げる・・・は、実行できず。
店員のお姉さんせっせと床の掃き掃除してたし・・・。

23時頃、キャンプ場に戻り、昨日の残りワイン（私は少しだけ）を飲み、ポテチを開けた。
まだ口寂しいのでチョコビスケットもかじった。
最後の岩場（水筒）の残りお茶を飲む。

0時15分、お休み～。
気温11度、星空。
放射冷却している。